「何が正しいか」より、
「今のあなたに、何が合っているか」。
わたしは38歳のとき、2人の子どもの育児に追われながら、体型の崩れ・筋力の低下・腰痛に悩む、ごく普通の主婦でした。縁あってトレーナーになり、必死で学びながら、体を鍤えることで少しずつ自信を取り戸していきました。
でも、同じように指導しても、結果が出る人と出ない人がいる。頑張りすぎて、かえって痩せない女性がいる。その現実に、何度もぶつかりました。良かれと思って学んだことが、自分自身の不調や、合わない方を生んでしまったこともあります。
そこで痛感したのが——何が正しいかではなく、今その人に何が合っているのか。その「現在地」を知って、まず整えることの大切さでした。
50代に入り、コロナ禍・更年期・母の介護が重なって、心も体も大きく揺らぎました。トレーナーとしての自信を失いかけた時期もあります。だからこそ今は、運動だけでなく、姿勢・呼吸・ケア・栄養・心の状態——いろいろな角度から「今の自分」を知り、整えてから動く。これがわたしの考えるホリスティックな体づくりです。
ホルモンの波、骨と筋肉の変化、家族のこと。女性の体と暮らしは、年代ごとに大きく揺れます。だからわたしは、女性だけを専門にお伝えしています。同じ道を通ってきたからこそ、わかることがあると思うから。
還暦は、折り返しでも、終わりでもありません。いまの私は、10年前の私より確実に楽しい。その続きを、あなたと一緒に歩けたら嫌しいです。
— Peter / Miyuki Maruyama
